題して、「思春期の子どもにお父さんができること」。三回連続講演の中の二回目を私が担当することとなっています。詳細は、
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/event/koza/chuokominkan/043083.html
にございますが、6月28日(土)の14時から2時間程の実施だそうです。
それにしても、よくまたこんな得体の知れない胡散臭い会社を持ち出してきたものだと、当惑するやら感嘆するやら。八王子市の前衛性と言いますか、先鋭性と言いますか、急進性と言いますか、その辺の判断基準に関心するばかりです。自分が市の担当者だったら、私みたいな怪しい人間、絶対に表に出しませんからね。
とりあえずは、担当者の方に迷惑がかからないよう、極力穏当で、安全で、皆が笑顔になって、出来る限りカドの立たない無難な話題にしようと思っています。コラムの内容なんて話した日にゃ、迷惑なんてレベルでは済まないでしょうし。担当者の方の出世に響かないよう「立派な人間のフリをすること」が、私の最大の任務となりそうです。
ただ、私の持ちネタは、
「不登校・ひきこもり・ニートと向き合う 〜ゆっくり始める社会参加」
となったのですが、これは一体どうしたものか……。って言うか、全然向き合ってないぞ、自分。ゆっくり始めてもいないし。
第一回目を担当される、海城高校スクールカウンセラーの生方先生が、
「お父さんの持ち味再発見! 〜親の価値観・子どもの価値観」
で、第三回目を担当される、東京都消防庁元ハイパーレスキュー隊総括隊長の高山隊長が、
「災害から学ぶもの 〜福島第一原発冷却放水を現場で指揮して」
と、特色バリバリであるのに対して、何かネタが小さくないか?
自分だけ、ショボイ一民間法人社長に過ぎない存在で、しかも、
「……って言うか、CARPE・FIDEMって何?」
的な視線が見て取れます。
いかにもな「数合わせ感」が漂い、不穏な空気が蔓延する中、受講者の方々の厳しい視線を一身に受け、涙を流して帰路につく自分の姿。帰りがけに寄った、駅の立ち食い蕎麦屋のおやっさんだけが優しくて、
「あんちゃん。人生、辛いことァばかりじゃないぜ?」
とか言われたりしてね。
……針のムシロになりそうな予感が致しますぞ、これは。
個人的には、小心者であることを考慮に入れ、「極力少人数」かつ「小さく内輪でゴニョゴニョゴニョゴニョと」行きたいのですが、やっぱダメかなあ……。先の震災の際には、受付の女性がフロア全体のことを考え奮闘する中、私一人だけ机の下でプルプルしてましたからね。小物臭全開です。
とは言え、一度引き受けたからには、後退するは「小物」の名折れ。ネタがまとまってきたら、こちらのブログでもチョコチョコ紹介しつつ、本番に備えることに致します。
ボコボコに叩かれるのも自己鍛錬と思って、30%増しに気合を入れて取り組もうと思います! 暇な人は是非どうぞ!!