2012年06月16日

塾に行く必要はあるか?

 定時制高校や通信制高校に所属し、大学進学を希望している方から、

「塾に行かないとダメですか?」

のような話を聞かれることがあります。結論から言えば、塾に行かなくても進学自体は可能ですが、以下の点が問題となります。

1:学習進度が遅い

 当然ですが、分からないところは先生に聞いた方が圧倒的に早く済みます。自力で分厚い資料集を調べることも出来ますが、調べているうちに他の子は先に行ってしまいますので、必然的に取り残される可能性が高くなります。

2:学習効率が悪くなる

 試験と全く無関係な範囲を一生懸命勉強している子は、どこの学校にもいます。包括的な意味での勉強としては決して無駄ではないでしょうが、大学受験を考えると完全に無駄です。また、通信制や定時制高校の場合、理科総合等、あまり受験には関連の無い(あっても程度の低い大学用の)科目を履修することが多いので、「一生懸命」がスカッと爽快に無駄になっています。

3:結果的に進学先のレベルは下がる

 回り道が多ければそれだけ時間も掛かりますし、成果が出るのも遅くなります。何年間もかければいつかは目標に到達するでしょうが、そんな悠長なことをしている暇はないのが普通です。結果、受験可能な大学のレベルも大幅に低下し、所謂底辺大学に落ち着き、その後も不安定かつ不確定な仕事を余儀なくされます。これは、実際に学校の進学先や就職先を見てみると分かるでしょう。

 以上の三点が許容出来る場合には、特に塾は必要無いでしょう。或いは、学校の先生で、特に優秀で進学に熱心な先生がいる場合にも、塾は必要ありません。学校の先生に訊いたほうが楽ですし、お金も掛かりません。

 逆に言えば、上記の内容のうち、特に3番目が引っ掛かる場合には塾に行くことをお薦めします。わざわざ塾に一定の資金を投入することの意味は、そうすることで時間と労力が節約出来るという点に集約されると言っても間違いではないでしょう。時間と労力の惜しい人、或いは、上位大に進むことが大前提の人は塾を選べば良いですし、時間も労力も惜しくない人や、大学ならば特にどこでも良い場合には、塾に行く必要はありません。自分のこれからを考えて選択してみて下さい。
posted by Ecodog at 03:05| Comment(0) | 通信制・定時制高校関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: