2012年08月30日

微妙に夏休みのタイミングを勘違いしたアロハ男の一人旅

 個人的には、小鳥のさえずりから朝を迎えたいのございますが、案外現実にはそうもいかないようで。奥多摩行きの当日、まず最初に聞こえてきたのは、ジリリリという目覚ましの爆音でした。しかも、まだ朝の5時。

E「堪忍してくれ……。寝たの2時なんやぞ……」

 しかし、今日は旅行ですから、二度寝するわけにもいきません。フラフラの体に鞭を打ち、友人から差し入れに貰ったエスカップを、鉛直方向に加速度gで注ぎ込みます。

 風呂を終え、髪を整えるのもそこそこに外へ出ると、既に半端な蒸し暑さが街道に充満しています。

 ふと携帯を見ると、少年T’からメールが。

T「電車は最後尾?」

 いつもは、「到着遅れます」の意味のCARPE・FIDEM的符牒である「も。」しか送ってこない少年ですが、今日は珍しくまともな文面。

 目の下に大量のクマを溜めながらも、さわやかに、

E「しかり。ブドウ(虫)忘れんなよ」

と、エサ担当のT’に返します。

 それにしても、このT’。本来は共有物資輸送の件では花火担当だったにもかかわらず、いつの間にか楽で軽いモノ担当にすり替わっています。しかも、何故か私が花火担当になってるし。

 まだ7月で通勤客の多い地下鉄の中を、一人場違いにアロハとサンダルに登山用リュック、そして巨大な花火セットを担いで突入する私。20後半にもなって、色々と勘違いした可哀想な青年なのか中年なのか分からない姿でいると、微妙に複雑な気分になります。徒然草風に言えば、「あやしうこそものぐるほしけれ」でしょうか。

E「(全く、T’のやつめ。上手いこと責任回避の手段ばかり上達しおってからに! そんな暇があったら、酸化還元の半反応式の一つや二つしっかり憶えろよ、全く……)」

などと思っているうちに、東京駅に到着。続きます。
posted by Ecodog at 18:13| Comment(0) | 奥多摩珍道中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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