2012年08月30日

怪しいおっさんに絡まられてるお嬢様方を救った方が格好良いのですが!

 奥多摩へは青梅線で行くのですが、直通が無かったので、取りあえず中央線のホームへ向かいます。ここでは、過去に磁鉄鉱でも食べたのではないかと疑われる位に方向音痴なMお嬢&キャプテンCの二名と合流する予定です。

 しかし、これまでの経緯を考える限り、どうせいつものように巨大な東京駅の中を彷徨っているに違いありません。

E「(あ〜あ。迷子センターから先に行った方がいいかもなあ……)」

とか何とか思いながらエスカレーターを上がってみると、意外や意外。目の前に二人ともいるではありませんか! 汗かきベソかきで二人を探すことになると思っていたのに、何たる僥倖!

仲間1「そうか! 体内の磁鉄鉱を磁石にして現在地を把握したんだ!」

仲間2「既製品の方位磁針を使うんじゃない! 自分自身が磁石なのか!」

老師「何というやつじゃ……」

のように、古い少年誌的な台詞を頭に浮かべながら、笑顔で手を振り近づいていく私。

 ところがどういう訳でしょう。こちらを一瞥するものの、二人とも何らの反応もせず、目を背けるではありませんか。

E「あれ? 別人かな?」

 裸眼視力がコンマn桁にもかかわらず、普段からメガネもコンタクトもしない自分のことです。もしかすると人違いをしているのかも知れません。

E「(そう言えば、親父も昔、妹を駅まで迎えに行って、満面の笑顔で別人に手を振り続けていた記憶がある。ただでさえ普段から恥さらしなのに、親子揃って同じネタで恥をさらすことだけは回避せねば)」

と、コンマn秒で思考。こちらをチラチラと見ている二人を伺いながら、冷静に接近します。冷静に。

E「???」

 ところが、どう見てもMお嬢とキャプテンCです。

E「(何だ、間違ってないじゃないか。二人の方が、僕よりも目が悪いんじゃないのかね?)」

と、コンマn秒で思考。あろうことか、こちらから遠ざかろうとする二人を伺いながら、距離を詰めます。猛烈に。

E「お〜い! こっちこっち!」

嬢「!」

C「!!!」

 急接近する私に、明らかに逃げる姿勢になってから振り向き、驚いた様子を見せる二人。

E「??? どしたの?」

嬢「何だ、Ecoさんか……」

C「びっくりさせないで下さいよ〜」

E「??? びっくり?」

 二人とも、何やら良く分からないことを言っております。

嬢「エスカレーターから怪しいおっさんが上がってきて、しかもこっちに向かって手を振ってくるから、アブナイ人かと思って……」

E「……」

C「大体何ですか、その格好は? アロハに短パンに花火って。チンピラみたいじゃないですか」

E「……」

嬢「まあいいでしょう。そんなことより、さっさと案内したまえよ、君」

C「私達方向音痴ですから、それだけはしっかりして貰わないとね〜」

E「……」

 10代の娘っ子達にいびられて、出かける前から早くも死にたくなってる私。続きます。
posted by Ecodog at 18:25| Comment(0) | 奥多摩珍道中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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